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​展示コーナー

こちらのページでは対面開催で展示する予定だった

JAXAの展示パネルを特別に載せています

​~目次~

 1.有人宇宙開発
  ・「きぼう」日本実験棟
  ・国際宇宙ステーション(ISS)
  ・国際宇宙ステーションの建設
  ・宇宙日本食
  ・船外活動ユニット(EMU)
  ・宇宙ステーション補給機(HTV)
   「こうのとり」

  ・「はやぶさ」
  ・「はやぶさ」帰還カプセル
  ・小惑星「イトカワ」
  ・「はやぶさ2」

1. 展示パネル
 1.有人宇宙開発

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 2.探査機

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展示パネル
探査機

​2. Q&Aコーナー
 

みなさんは模型を作ったことがありますか?

今回はなんと、はやぶさ2の模型を作っている松本さんという方にオンラインでインタビューをしてきました!

制作秘話や、宇宙に対する深い思いなどお楽しみに!

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​~登場人物~

な・・・なこ

はやぶさ企画のリーダー! カフェめぐりが大好き。

松・・・松本さん

はやぶさ2の模型を作っている方。株式会社きらの社長さんだよ。

​①はやぶさ2の模型を作ったきっかけ&宇宙に興味を持ったきっかけ

それでは、お話を伺っていこうと思います。

松本さんがはやぶさ2の模型を作ろうと

おもったきっかけを教えてください!

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そうですね、まずそのきっかけは僕自身の過去にあります。

過去ですか?

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はい。僕、中学生の頃から星には興味があったのですが、大きなきっかけは大学生の頃ですね。僕は大学生の頃は船に乗っていて。

船乗りの経験がおありなんですね!

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大型船の動かし方も学びました。そこで大きい船に乗っていると、機械ってすごいなと思って。

それではやぶさの模型を作ることにしたのですか?

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いいえ(笑)卒業した後はプラネタリウムのメーカーに入りました。学生時代、船で海を渡っているときに星空が綺麗だなと思ったのもあって。でもね、プラネタリウムメーカーにいると星の話しかできない。そこで、科学館や博物館をつくる会社に行きました。

そんな会社があるんですね!

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ですが、その仕事はお客さんと直接話すチャンスがないんです。いつかいろんな人と宇宙や科学の話をしたいな、という思いがあって。それで今の会社にいます。

なるほど。それではやぶさ2の模型を作って、いろんな場所で展示をしているんですね。

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はい。あとは、宇宙ってリアルなものがないでしょう?

リアルな、もの?

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例えば歴史を勉強している人にとっては本であったり、土器があったりする。でも、宇宙ってなかなかリアルな、手に取れるものがないんです。

確かに……。

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だから、宇宙を語るなにかが欲しかった。それで僕は模型を作ってみようと思ったんです。

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②模型を作るときに大変だったこと

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模型を作るのに大変だったこととかはありますか?

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そうですね。とあるパーツの材料を見つけるのが一番大変だったかもしれません。

どれくらいの時間がかかったんでしょうか?

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時間的には一年ぐらいですね。

一年!! ちなみに、その部品というのは……?

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このパーツです。

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人工衛星って金色をしているんでしょう? この金色の材料を探すのが本当に大変でした。

ちなみに、最終的にどんな材料を使うことにしたんでしょうか?

サバイバル用品の、寒い時に纏うアルミ製のシートですね。それの金色バージョンです。

意外と身近なところにヒントがあったんですね……!

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​③はやぶさとはやぶさ2の違い

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はやぶさ(初号機)とはやぶさ2の違いってみなさんご存じですか?

実はあまり……(笑)

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実はね、二つの目的は大きく異なるんですよ。初号機は、どう飛ばしたらよいか、どう動かしたらよいかなどの技術を検証するのが目的で。ちなみにはやぶさ2はどのような目的だと思いますか?

うーん。なんだろう……。

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正解は、科学的な調査をして、サンプルを持ち帰ってくることです。はやぶさの初号機からさらにステップアップをしなければいけなかったんです。

大変だ……。

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④宇宙について

そういえば、相模原祭の今年のテーマは『COSMOS』ですよね。僕ね、実は同じ名前の本を持っていて。

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どんな本なんですか?

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世界中の人びとが宇宙の世界を知るきっかけになった本ですね。宇宙の世界に僕たちを引っ張っていく力がある。ぜひ、機会があったら読んでほしいな。カール・セ―ガンという方が書いた本です。

とても気になりますね……!!

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あとね、COSMOSは日本語に直すと宇宙なんだけれど、僕この言葉の響きも好きなんですよ。

どうしてですか?

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宇宙は、あらゆる人が心をひとつにしてみることができるでしょう? 特に星空だね。山がないところに住んでいる人も、海がないところに住んでいる人も、星空はみることができる。そして、みんな同じ一つの星空を見ているんです。

今日の夜、星を見ちゃおうかなって思いますね。見上げたいな。

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きっとどこかの国の人も同じ空を見上げているかもしれませんね。

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⑤これを読んでいるみなさんへの特別なメッセージ

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そういえば、はやぶさの初号機が持ち帰ってきた砂の半分はまだ使わずに取っておいてあるんですよ。どうしてか、わかりますか?

えっ、どうしてだろう。もったいないからとか……?(笑)

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次の世代のことも考えてくれているだなんて! すごいな、未来への期待を。

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研究って、そうなんですよ。前の世代の人が残してくれているものがあって、次の世代の人が新しいものを少しずつ足していくんです。

もしかしたら、この内容をみた誰かがその次の世代を担う人になったり?

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するかもしれませんね。そして今回は宇宙についてのお話が主でしたが、どんなものでもね、きっとおもしろいし、奥深いんです。だからねぜひ、みなさんの好きななにかをつきつめてみてください。その分野の中で奥行きを感じられると、いろんなことが楽しくなると思いますよ。

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私はカフェが好きなので、つきつめてみようかな……!

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正解は、”次の世代のみんなのため” なんです。次の世代のみんなが調べたいことがあるかもしれない。10年経てば技術も進歩しているかもしれない。だから、砂は残してあるんです。

みなさん、松本さんによる宇宙の話はいかがでしたか? 松本さんはイオンモールなどでもはやぶさについての講演をすることがあるそうなので、ぜひ出会ったら声をかけてみてくださいね♪

松本さんが大学での経験で宇宙に興味を持ったように、みなさんの学校生活や仕事など、身近なところに自分が夢中になれることのヒントは隠れているのかもしれません。ぜひ、みなさんも夢中になれることを探してみてください✨ そして今夜はぜひ、一緒に星空に思いを馳せましょう……☆

Q&Aコーナー
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